1970年に三菱重工業から分社化された財閥系三菱グループの企業です。
平成25年度の自動車売上高シェアは3.5%で業界第7位となっています。現在の三菱自動車は完成車両を売るよりも、部品を他の自動車メーカーに売って利益をえるサプライヤーと言った方が良い様な企業です。
リコール隠ぺい問題が発覚する前までは、業界第3位の売り上げでしたので、その影響が今でも色濃く残っていることが分かります。ユーザーの信頼を取り戻すための一層の努力が三菱自動車には求められている様です。
三菱自動車の歴史
1960年に戦後初となる乗用車「三菱500」を販売。
1974年に三菱ギャランでサファリラリーに優勝。
1998年にWRC世界ラリー選手権にランサーエボリューションで制覇。
2000年に欠陥車両のリコール隠しが発覚し、企業論理が問われることとなりました。顧客の三菱自動車に対する信頼度が大幅に低下したため、自動車の販売台数が大幅に減ることになりました。
2010年に、設定した特定車種、および5年目以降の車検時に保証延長点検を受けることにより、最長10年10万km特別保証延長とする三菱愛着力プロジェクトをスタートさせました。