ダイハツ工業の歴史
本社は大阪府池田市にあります。当初は、工場を動かすための動力としてガスによって発電する発動機を製造していました。
ダイハツの名称の由来は、大阪の発動機から来ています。大阪の発動機を略して「ダイハツ」と呼ばれるようになりました。
自動車市場へは1930年にオート三輪の「ダイハツ号」で参入を開始しました。その後、時流の流れにあわせて三輪から四輪の軽自動車に製造車種の変更を行っています。
1960年代という古くから電気自動車の研究・開発を行っており、電気自動車のハイゼットEVの販売も60年代に実現しています。また電動ゴルフカートなどの販売も手掛けてきました。
近年では2006年-2013年に軽自動車の販売で業界首位となりました。
一時期は、積極的にサファリラリーなどのモータースポーツに参戦していたが、会社の経営状況や参戦することによる広告効果を鑑みて、現在は参加を見合わせています。
東証1部上場企業ですが、株の半数以上をトヨタ自動車(株)が持っており、実質的にトヨタの子会社となっています。そのため、自社販売だけでなくトヨタへのエンジンや車両のOEM供給、そして受託生産も行っています。
海外展開としては、インドネシアとマレーシア、中国に合弁会社を設立し、現地で製造・販売を行っています。